2012年3月11日日曜日

【読書メモ】【行動経済学】【効用理論】誘惑される意志2

今回は、前回「誘惑される意志」の続きを書いていきたいと思います.




第二章 意思決定の科学の根底にある二律背反

本章では、中毒者の例を挙げながら効用理論の限界が記述されています.
今回の投稿ではそのことをメインで書いていきたい思います.

効用理論
  • 効用理論のもとで、人は、選択肢それぞれに報酬があって、それを最大化しようとしている.
  • 効用理論において不合理な行動は、主要な確率計算の失敗が原因.(非合理性=期待収入の失敗)
  • 効用理論に説明できること:低金利の預金に手をつけたくなるからといって、高金利のローンに手をだすような行動がどのくらい余計なコストをもたらすか
  • 説明できないこと:薬物中毒、悪習、ギャンブルのような変な行動をなぜやめないのか?

【感想】
  • 本書にも書いているように「合理的な中毒者」に対する批判
  • 今まで、何も気にせず効用最大化問題を解いてきたけど、こういう理解も必要なんだと反省
  • 勉強の合間に悪習と思いながらついついツイッターを開いてしまう、行動をどうにかしたい笑”


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