2013年1月12日土曜日

【気になる記事】【Economist】お金を出しているのに健康になれない

お金を出しているのに健康になれない…そんな現状を抱えるアメリカの保険医療費と死亡の関係についての記事が、2013/1/11Economist.comのDaily chartで紹介されました。

図のトップには非感染症(がんや心臓病)の死亡者数、下の左図では事故による死亡者数、右図にはGDPに占める保険医療費の割合を示しています。



まず右図を見ると、アメリカの保険医療費の割合は、他の富裕国に比べてかなり大きいことがわかります。具体的には、アメリカの保険医療費の支出はGDPの17.9%で、2.7兆米ドルに達してます(これはイギリスのGDP、2.4兆ドルより大きい!)にもかかわらず、図のトップと左図では、非感染症の死亡者と事故による死亡者が多いことを示しています。

米国医学研究所と全米研究委員会は、なぜこんなことが起こっていのるかを説明しようとしています。

・制度の問題

  1. アメリカの医療保険制度の非効率性

・アメリカ人の行動

  1. アメリカ人は、他の国の人と比べて、食べる量が多く、ドラッグを使い、銃を所有し、飲酒運転の事故を起こす傾向にある
  2. 若くして多くのパートナーと性交渉をしている(避妊をせずに)

などなど、いろんな要因が複雑に絡まっているようで、
最初にどの問題から取り組むかについて同意することが求められています。


応援よろしくです.

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